こんにちは、運営の酒向です。
6/21、7/5に開催しました、ボードゲーム体験会をまとめました。
つがの里ハスまつりにご参加いただきました皆さま、ボードゲーム体験会にご協力いただきました皆さま、ありがとうございました。

■全体を通して
つがの里ハスまつりは、地元民の初めての試みだったので、来場者数が少ないのではないかという予想を裏切り、多くの人にご来場いただけました。運営委員として企画から参加しておりました自分としましては、非常に嬉しかったです。

3週間のお祭り期間で、3回ある日曜に、いろんなイベントを用意しておりました。
ボードゲーム体験会は、1週目と3週目に開催いたしました。どちらもギリギリ雨が降らずに済みました。ちなみに2週目は快晴でした。

■ボードゲーム体験会の企画について
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もともと、ゲーム会で利用している施設「あいあいプラザ」を管理している都賀町支所の人から、お話をいただきました。
「こんな催しがあるから、参加しませんか?」という軽い感じでした。
参加条件として、予算は出ないということでしたが、こちらとしては、ボードゲームの周知活動が出来るのであれば、お金を払ってでも参加したいと思っておりました。
参加団体を増やしたい担当者さんと、売名したい自分の思惑が見事に一致しましたので、話は早かったです。

決定後、自分はノリノリで、体験会を企画したのですが、20名ほどいる運営委員のなかでボードゲームがどういうものなのか知っている人はいませんでした。

言葉でこう言うものだと伝えても、しっかりと伝わらず、委員会に実物を用意して行っても、他の議題も多くあり、体験していただく時間が確保できず、最後まで「ゲーム」という言葉だけが独り歩きをしてしまいました。

他の運営委員の方は、「ボードゲーム体験会」は、お祭りに来た子供たちを受け入れる遊び場のようなイメージで捉えられてしまい、どちらかと言えば、子供騙しな催し物にされていました。輪投げとか、ボールプールみたいな、子供の遊び場みたいに思われていたようです。

栃木ゲームサークルとしては、当然、子供も遊べる催し物を目指していたので、問題はありませんが、大人も楽しむ物であるというアピールが企画時点から弱すぎました。

■6/21
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同時開催のバルーンアートさんに、早々に見放され、会場は空っぽでした。バルーンアートさんは、メイン会場へ移動してしまい、帰ってきませんでした。貴重な体験会場は、身内のゲーム会場となってしまいました。

わずかに来てくださったお子様連れの来場者様も、親御さんに時間がなさそげで、さっさと帰ってしまいました。
そもそも、ゲームをしに来たのか、風船で遊びに来たのかさえも分かりませんでした。

第1回で学んだこと(感じたこと)
・そもそも、お祭りにボドゲをプレイしに来てる人は居ない。
・いつ終わるか分からないゲームを、ダラダラ遊ばせる親御さんは居ない。
・ゲーム会の対象は子連れの親子だが、遊ぶか決めるのは親御さん。
・ゲーム会場がメイン会場から遠くて、訴求が出来ない。
・風船は集客力がある。

■7/5
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1回目の失敗により、次の対策を行いました。

・親子で遊ぶことを印象付けし、親御さんも一緒に遊んでもらうように誘導する。
・集客するために風船を配る。
・ゲーム会場でバルーンアートの体験会も実施する。
・お試しプレイは10分程度で終るゲームを選び、時間を表記して展示する。

風船を配布した効果は絶大でした。前回と大違いで、多くの人に来ていただけました。

入場時に「風船(バルーンアート)にする?ゲームにする?」って聞いたときの答えは、ほぼ「風船にする」だった気がします。

バルーンアートをやりに来たご家族も、ゲームの話をすると、すんなりゲームのプレイに興味を持っていただけました。一度席について楽しんでいただければ、安心していただけるようです。風船で楽しんでいただいてる時に「こんなゲームありますよ~」という流れが多かった気がします。

ご来場者様で、計8卓が立ちました。

第2回で学んだこと(感じたこと)
・風船は偉大
・必ず親子で座っていただく
・はじめに「10分程度で終わります」と親御さんに伝える
・家族で遊ぶゲームは、何やっても楽しい

■来場者様に遊ばれたゲーム
・キャプテンリノ
・ヴィラパレッティ
・にわとりのしっぽ
・猫とネズミの大レース
・アイスクリームタワー

■年齢
最小年齢 4才
最高年齢 おばあちゃん

■まとめ
すべてのプレイされたご来場様に、面白かったと言っていただけました。
ボードゲームや、プレイ中の写真を沢山撮っていかれるご家族や、プレイ中にメールで共有してくださる方もいらっしゃいました。
ボドゲの紹介としては、成果を出せたのではないでしょうか。
ゲームサークルとしての売名はいまいちでしたが、新しいゲーマー参加者がお二人いらっしゃいました。少しずつですが、仲間も増えてます。

今は、こんな田舎のお祭りでのボドゲの紹介活動ですが、そのうちもっと大きな流れになって欲しいと思います。

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■おまけ
みんなで作った、カードゲーム「都賀町」が、テレビで写ったのは嬉しかったです。よしたけ先生の次回作もご期待ください。
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